チャタミーFX投資 ナンピンマーチンゲールをトルコリラではやってはいけません。
こんばんはみーたんこです。
今月は東京出張が多く、さらに来月から仕事が忙しくなりそうでブログ更新が大変になってしまいそうです。
さて、先日、ブログの友人からトルコリラについて意見を求められました。その友人がトルコリラの高金利に着目しているとしたら、過去チャタミーFX投資法で語った記事で紹介したようにとてもリスクが高いと思います。
過去の記事
チャタミー FX投資ナンピンマーチンゲールのリスクを考えるhttps://chataroumetan.blog.fc2.com/blog-entry-24.html
チャタミー投資法https://chataroumetan.blog.fc2.com/blog-entry-2.html
トルコリラの過去30年の推移をみてもわかるように一貫して下落していて約30年で90%以上の下落です。それもそのはずトルコのインフレ率は今でも年10%以上の上昇率です。インフレ率の高い通貨は長い目でみれば確実に通貨の価値は低下していくはずです。
2005年~2007年や 2012年~2015年の期間など下落がやや落ち着いた時もあり、そんな時にスワップ金利目当てに買ってていたら一時的に利益は出るでしょうが、長期投資のスワップ金利投資はその後の下落で大きな損失を出すはずです。
若かりし頃のチャタミーも2007年頃にはトルコリラなど高金利通貨で10000円/日のスワップ金利をもらっていましたが、サブプライムローンの破綻で400万の含み益が数週間で400万近い含み損を抱えロスカットした経験があります。
トルコリラのスワップ金利は年15%程度、レバレッジ7倍でトレードしていたら年利100%になります。金利が高いから多少下落してもナンピンすればスワップ金利が貯まって利益が出るのではとどうしても考えがちですが、下の日足チャートが示すように8月26日に起きたフラッシュクラッシュ時にトルコリラを大量に保有していたら、18.1→16.1まで約10%一瞬で下落していますので、レバレッジ7倍でトレードしていたら70%以上の資金を数分で失っていた事になります。
以上、例え一時的に含み益を得る事ができても、ユーロ危機などがもし再燃すれば、トルコリラは再度暴落し、暴落すればインフレ率は高まり、さらに下落する、そして再度デノミネーションが行われる可能性が高いと思いますね。
チャタミーとしてはトルコは親日派が多い国なので応援したい気持ちが強いですが、それでもトルコリラの取引をする気にはなれませんね。